サンバーディアスワゴンベッド制作2

2010/3/4

前回、サンバーディアスワゴンベッド制作で制作していたベッドですが、サブバッテリーボックスのスイッチの使い勝手が悪かったり、スペーシアパイプ(イレクターみたいなもの)で作ったフレームが意外にかさばったりと、いろいろ気に入らない点が出てきたので、作り直しました。

前回は骨組みを作ってから板を張り合わせましたが、今回は軽量化の為に板だけで作る事にしました。

材料は、コーティングシェルフとかクリスタルシェルフっていう名称の塗装済みの板。

とりあえずカットした状態の板をそのままあてがってみました。

まずは前側のパネル。

穴をあけて、シガーソケットと家具用コンセントを埋め込みました。

せっかくなので前回使ったスイッチパネルも移植。

右下に移っているのは、家具用コンセントのプラグ。

これをインバータにつないでやれば、パネル側から電源がとれて便利そうなので付けてみました。

前側パネルの表面。

ちょっとずれてるけど気にしない。

後ろ側パネル。

シガーソケットとACコンセント、下のスイッチは、電圧計とインバータのスイッチ、LED室内灯のスイッチ。本当は板にそのままスイッチを取付けるつもりでしたが、板厚があったので、そのままでは取付できず、化粧パネルを付けました。

今回は前後長を約90cmとしたので、インバータも充電器もサブバッテリーボックス内に配置。

ベッド前側の足用パーツ。

12mm厚のパイン集成材を利用。(18mm以外あまり見かけませんが、たまたま在庫限りで売ってたのを購入)

運転席後部右側面とピラーの隙間にパーツをはめ込み。

助手席後部左側にも同様にはめ込み。

20mm*40mmのアルミ角パイプをホームセンターで購入してカット、中央部の黒いキャップをはめ込み。

で、さっきの左右の足の切り欠きにはめ込んで、ベッドの前足完成。

最初は左右の足を両面テープでピラーに固定しようと思いましたが、意外と挟み込むだけでも固定されてるんで、このまま様子見。

セカンドシートを畳んでフルフラットにしてもそのまま足が使えるってのと、イレクターやスペーシアパイプで作った前回の物よりコンパクトに収納できるのが便利です。

続いて、荷室右側の足になるボックスもサブバッテリーボックスと同じ色の素材で制作しなおし。

概ねサブバッテリーボックスと同じように制作。

ただし、セカンドシート上のベッドマットを支えるための足となるアルミ角パイプを支える為の切り欠きを付けてみました。

当初は、荷室左側のサブバッテリーボックスにも右と同様の切り欠きを作って、アルミ角パイプを支える予定でしたが、うっかり切り欠きを作らずに組んじゃったので、急遽予定変更。コの字型のアルミチャンネルをカット。

アルミチャンネルに収まるサイズの角材をカット。

アルミチャンネルに角材をはめ込んで、アルミ角パイプを支える足に。

当初の予定よりアルミ角パイプが長かったので、近所の人から高速カッター?を借りてきて、アルミ角パイプをカット。とってもラクチン。

これをサブバッテリーボックスに貼付け。

アルミ角パイプを渡してみたところ。

前後のアルミ角パイプに板を渡してベッドにします。

ベッド用の板を載せたところ。

とりあえず載せただけ。

厚みが増すので、マットなど後で考える事にします。

前側は幅40cm、厚み18mm、長さ99cmのポプラ集成材3枚。

荷室側は、 長さ99.5cm の1X10材4枚としました。

ベッド下は30cm。

畳マットより薄いので、上にのると座って頭の上に少し余裕がある感じ。

もう少し上げると厳しいし、低くすると、荷物の収納に問題がありそう。

左側から撮影。

真ん中の板だけ艶がありますが、ビニール袋をはがしてないだけです。

いきなりベッド部分に乗り込むにはやや高めですが、1枚マットを外しておけばセカンドシート足元に靴を置いて乗り込みやすいかなと思います。

右側から撮影。

ポプラ集成材は思ったより重かったので、取っ手をくりぬきました。

取っ手を持てば意外と持ちやすいです。

クッション製は全くありませんし、板厚的に微妙ですが、夏場の利用なら丁度いいかも。

サブバッテリーボックスが大きくなったので、VFR750Pを積載する用途に使えなくなってたら困るのでテストしてみました。

天井のマルチレールも取り外し。

特に問題なく収納できました。

VFR750Pのアップハンドルをネジを緩めて下げておいたので、天井のヨーコさんクッションカバーにも干渉せずにすみました。

サブバッテリーボックスの長さが以前の65cmから約90cmに延びているので、ちょっと隙間が狭くなりました。

右側は若干ベッド用アルミ角パイプを支える部分が延びましたが特に問題なし。

ラダーレールを積み込んだところ。

やはり左側のサブバッテリーボックスとVFRとの隙間が小さくなった分、左側にラダーレールを積み込むことができなくなりました。

サブバッテリーボックスの上部に積めば載せられそうですが、天板が傷だらけになりそうなので、要検討。