ルーフテント取付
COLUMBUSカップル
軽キャンピングカー購入を断念してから、ず〜っと検討していた、ZiferJapanさんのルーフテント、コロンブス カップルを購入しました。
展示品だったので、本体+ウインターフードで33万円。
他にもミディアム、ファミリーサイズがあります。
ZiferJapanさんに問い合わせたところ、軽自動車でもルーフテントは取付けてきているが、特に問題はないだろうとのこと。
しかし、強度的な面から、普通車のようにバー2本で支えるのではなく、4本で支えた方がいいだろうとのアドバイスがありました。
そこで当初検討したのが、左のROCKY STR-555SH(27000円位)。
中央部にルーフにおくタイプの足があり、合計10本足で支えて強度的にもよさげ。
でも問題は左右の脱落防止用柵の部分。
これそのものは別体式なので、ネジで簡単に外せますが、この固定用ネジは下から上に向けて足とバー、左右の柵を合わせて固定するようになっています。
このためボルトやナットがルーフテント下部に干渉しそうなので、却下。
(溶接とかできる人にはいいかも)
いろいろググってみたところ、どこかのサイトで左のIN-KD1というシステムキャリアを2セット(合計、バーが4本、足が8本という意味)で取付して問題ないという情報はあったのですが、スライドドア上部に取付けするため、ウインドウネットとの干渉がありそうなので、今回は純正ルーフキャリアを利用してみました。
とりあえず、サンバー用純正ルーフキャリア(10本足)を中古購入しました。
約12000円。
左右の柵の部分などは邪魔なので取付けしませんでした。
さすがに古いようで、錆がひどかった前4本足分の固定金具だけはディーラーで新調しました。(約3600円)
このキャリアと上のROCKY STR-555SHのいいところは、IN-KD1などだと、サンバーの場合キャリアを取付ける雨どいが後ろ1/3しかないので、ドアのゴムパッキンを取付けてある薄い金属部分の上にキャリアの足を点けるんですが、
前者の場合、前席ドア上部にねじ穴があいており(シールで封印してある)、ここにボルトでプレートを取付けて、その上にキャリアの足がくるので多少は強度的にも強そうっていう点です。
(ちなみに取付時にゴムパッキンが多少浮き上がり、雨のとき不安だったのでディーラーに問い合わせたところ、すきまシール剤を使用するとのことでした。)
とりあえず取付けてみましたが、さすがにこれだけだと不細工ですね。
ちなみに取説がなくて苦労した点は、前側4本足はそれぞれ取付け場所が指定されている点。
理由は1列目と2列目で取付け部分の高さが異なるため、1列目のほうが2列目より足が長くなっています。
また、1列目は取付部の傾きのせいで、左右逆に点けるとバーが水平になりません。
写真のように、ルーフテントの長さ210cmに対して、C型ガイドレール部分は約150cmしかありませんから、それぞれの足の間隔を、設置場所が固定になる前側4本足に合わせると、後ろ足の設置位置ば自ずと雨どい一番前寄りとなってしまいます。
今回、
2本目のバー、中央の足付きバー、後部2本のバーの4本に対して金具で固定しました。
C型ガイドレールの長さの都合上、1本目のバーは固定はできず、上にルーフテントを載せているだけです。
ルーフテントとシステムキャリアの固定は、ルーフテント下部に固定された3本のC型のガイドレールに金属板に通したU字のボルトを通して、システムキャリアのバーの上に載せ、更に下から鉄板とナットで固定するようになってます。
C型ガイドレールの長さの都合上、1本目のバーは固定はできず、上にルーフテントを載せているだけです。
写真左端が1本目のバー。
中央部が2本目のバー。
C型ガイドレールがギリギリかかる位置です。
後ろから撮影。
ちなみに後ろ側のCOLUMBUSの”M”の字の下に付いている四角い物がルーフテントを閉じた際に固定する金具です。
ここに手が届かないとロックも解除もできません。
ちなみにEKAはこのままでは届かないので、足場台か何かを用意して出かける必要があります。
できればリアラダーを付けられるといいんですが、サンバー用は見当たりません。
orz
取付けにあたって、一番困ることは、ルーフにルーフテントを載せる作業でした。
車高の低い車ならどうということはないのかもしれませんが、サンバーの場合、左側に足場台を置いて、車両左側からルーフテント前後を2人で支え、一旦ルーフテントを上に載せ、そこから足場台を左右に移して両側から位置を調整しました。
最低でも2人は必要です。
今回は展示即売会での購入だったので、ZiferJapanの方2名がサービスで取付してくださいました。
EKAはちょっとお手伝いでしたが、取付位置の微調整なども考えると3人以上がベストかも。
同じく前側2本のバーの固定状態。
右側が前で、左側が後です。
C型ガイドレールが2本目のバーまでしか届いていません。
合計8カ所、16本のナットで締め付けたら作業完了。
右後方から。
真ん中のルーフに載せるだけの足。
テントを展開。
窓とか隙間があいているように見えますが、収納時にしまいやすいように開いているだけなので、きちんと隙間をなくせます。
リアラダーのある車種なら、ルーフテント後部の入り口もあるので、そこから進入できます。でも逆に言えばいつでも侵入も可能な訳で・・・
右側地面においてあるのが伸縮式のハシゴ。(標準装備)
アルミ製で軽いです。
縮めてもそこそこ長いので、サンバー内に横向き収納はできませんでした。
今回は使わない助手席に載せて、シートベルトで固定して持って買えりました。
左側。
通常はこの入り口あたりにハシゴをかけて上ります。
前側。
結構お気に入りの角度。
正面。
左にハシゴを延ばした状態で置いてあります。
右側。
結構高さがあります。
台風だとヤバそう。
また、高所恐怖症の人とかは厳しいかも。
閉じた状態の撮影を忘れていたので、固定前の状態写真をアップ。
真ん中の足は固定前なので、緑色のテープでかり止めしてる状態です。
もう少しルーフテントとルーフの間が少ないほうが格好いいかも。
(もっともあまり少ないと、固定金具を取付ける際に苦労しそうですが・・・)
後ろが盛り上がった感じなので、結構お気に入りです。
かなり前よりになるかと思いましたが、思ったよりいい感じです。
もっともディアスワゴンの場合リアスポイラーがあるので、あんまり後ろに設置した場合はルーフテントとリアスポイラーが干渉しそうなので、純正ルーフキャリア改造でなく、IN-KD1を付けた場合でも一番後ろにくっつけるってのは無理っぽい感じ。
まだ取付けたばかりで本格的に運用してないので、耐久性はわかりません(ルーフテントでなく、サンバーとルーフキャリアのね。)が、しばらくこのまま運用してみようと思います。
運転についてはあんまり変化を感じませんでした。燃費については大阪〜岡山を 80〜100km/hで走行して約11km/Lでした、基本的にサンバーというかワンボックスは横風に弱いので、特にこれを付けたからといって特にひどくなったとは感じませんでしたが、それなりには影響があるのかもしれません。燃費のほうはもともとサンバーそのものが80km/hくらいで走れば田舎道で14km/hくらいなのですが、スピードを出すと落ちるので11〜12km/h程度だったと思うのでちょっと落ちてるかもしれません。
正確な計測はしていないのでわかりませんが・・・
2009/3月
2009/4月追記
しばらくFMラジオを使う機会がなかったのですが、アンテナを伸ばそうとして問題に気がつきました。
テントが干渉してアンテナを伸ばすことができません。
・゚・(ノД`)
もろにかぶる位置なのでちょっと曲げてとかいうレベルでは回避不可能っぽい。
ルーフテントをもっと後方に設置すれば解決しそうな気もしますが、現在の純正キャリアを流用する方法だと、2本目のバーとルーフテントは固定してありますが、C型ガイドレールの長さの都合でこれ以上下げるとフロント部分の固定がなくなるため危険そうです。
最上部ページにリンクがある、IN-KD1などのシステムキャリアなら、設置場所をスライドドア上部などに移せば対応可能っぽいですが・・・
FMアンテナを別途購入した方が安そうです。
2009/10月追記
ルーフテントとルーフキャリアの固定に使うボルトの先が、ルーフテントとルーフの間を洗車する際、手に当たって痛いので、対策を取ってみました。
左の写真は対策後。
やってることは左の写真のようなホームセンターで50個150円ほどで販売されている絶縁キャップをボルトの先にはめ込んだだけです。
ちなみにサイズを小さめにしたため、間違っても抜けないでしょうが、はめるのにボルトの溝に合わせてねじ込む必要がありました。
もうすこし大きめのサイズのほうがいいかも。
2011/1/20追記
ルーフテント脱着のため、絶縁キャップを取り外そうとしましたが、固いです。
ラジオペンチで引っこ抜きましたが、完全にねじ込むと外すのに苦労します。
走行時にきしみ音がしていましたが、脱着してキャリアの足の増締めをした所解消。